成績優秀な医学生が実践する10の学習習慣

サウジアラビアの医科大学6校に通う医学生675人を対象に、成績優秀な学生の学習習慣を横断的観察研究で検討した。 その結果、学習習慣と学業成績に有意な相関が認められた。成績優秀な学生が実践している学習習慣に、（1）効率的な時間管理、（2）日々の学習の妨げとなるもの（電話、友人など）の排除、（3）目標を設定して最優先すべきことを明らかにする、（4）1日の学習時間は3-4時間、（5）医学情報暗記のために1人で学習、（6）複数の情報源を利用した学習と効率を高める技術への投資、（7）ピアティーチング（学生同士で教え合う）、（8）（試験の予定がない場合）自分が取ったノートと講義スライドでの学習、（9）（試験前の場合）自分が取ったノートと講義スライド＋過去問での学習、（10）自身の達成感および家族の夢の実現に向けたモチベーション維持――があった。 この記事への読者の皆様（医師）からのコメントを募集しています。（こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿...