メトホルミンに認知症リスク抑制作用

認知症のない地域居住の高齢2型糖尿病患者123例を対象に、メトホルミン使用と認知症発症および認知機能低下の関連を前向き観察研究で検討（Sydney Memory and Aging Study）。メトホルミン使用群と非使用群の人口統計学的特性はほぼ同じだった。 その結果、メトホルミン使用群は非使用群に比べ6年間の全般的認知および実行機能の低下速度が有意に遅かった。メトホルミン非使用群の認知症発症率が使用群より有意に高かった（オッズ比5.29、95％CI 1.17-23.88、P＝0.05）。 この記事に対する読者の皆さんからのコメントを募集しています。 （全てが表示されるものではありません。実名での回答になります。詳しくは投稿フォームをご確認ください。） 記事へのコメント投稿はこちら ...