Tenapanorが透析患者の高リン血症改善【JASN】
2017年3月2日
Journal of the American Society of Nephrology
消化管でナトリウムおよびリン酸塩の吸収を阻害するNa+/H+交換輸送体3阻害薬tenapanorを用いて、血液透析中の高リン血症患者115例における血清リン低下効果を無作為化二重盲検プラセボ比較試験で評価。tenapanorは有意な用量依存性の血清リン低下効果を示した(最小二乗法に基づく平均変化:tenapanor=0.47 - 1.98 mg/dL;プラセボ=0.54 mg/dL;P=0.01)。代表的な有害事象は下痢で、tenapanor高用量群に多くみられた。...
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