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2021年度専攻医は9100人超えに、前年度比約100人増

レポート 2021年1月18日 (月)  橋本佳子(m3.com編集長)

日本専門医機構理事長の寺本民生氏は1月18日の定例記者会見で、2021年度専門研修の第2次登録・応募では682人の採用が決定、第1次登録・応募の8417人と合わせて、計9099人に上ったと説明した。1月末を目途に行う最終調整では135人が応募しており、最終的に9100~9200人程度となる見通し。2020年度採用実績の9072人から、100人前後増える。 寺本理事長は、基本領域別に専攻医数について、「大きな違いはないが、外科が若干増えた。総合診療は今年も200人前後で行きそうだ」と述べた。 第1次登録・応募(2020年11月4日から11月16日)では、8908人が応募、11月30日に採用が決定したのは8417人だった。第2次登録・応募(同年12月1日から12月14日)には、690人が応募、うち1月5日に採用決定したのが682人。 2019年度の臨床研修の採用実績は8986人。卒後3年目から専門研修に入る医師が多いが、2021年度専門研修の採用実績を見ると、それ以降の年次の医師の中にも新たに専門研修に入る医師が一定数いることが分かる。 新専門医制度は2018年度からスタート。基本領域の研...