医師の7割弱「2類相当措置の見直し必要」
レポート
2020年9月8日 (火)
星野桃代(m3.com編集部)
政府の新型コロナウイルス対策感染症分科会は8月24日、現在、指定感染症として「2類相当」の措置などが取られている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の位置づけについて論点を整理すると決定した(『COVID-19「2類相当措置」の是非検討へ、分科会』参照)。現状の措置で感じている苦労や見直しの必要性について、m3.com意識調査で医療従事者に尋ねたところ、7割弱の医師が「2類相当措置の見直しは必要」と考えていることが分かった。 Q.2類相当などの措置が取られている現在の運用を見直す必要があると思いますか。 医師の66.7%が「見直すべきだ」と回答し、「見直す必要はない」の15.8%を大きく上回った。この傾向は、その他の職種でも大きくは変わらなかった。 Q.見直す必要があると考える項目を全て選んでください。【複数選択可】 医師の回答では、「無症状感染者の入院措置(自宅療養等含む)」が55.3%と最多で、「患者の入院措置」が43.4%、「医療費の公費負担」が33.8%と続いた。勤務医より開業医の方が、各項目に見直しを望む割合が高かった。 Q.2021年1月末に指定感染症の期限を迎えた...
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