東京都「5月26日にもステップ1へ」無観客試合等可能に

東京都の小池百合子知事は5月22日の定例記者会見で、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の感染拡大に伴う緊急事態措置の緩和に向けた道筋を示したロードマップを公表した。現状をステップ0として、ステップ3までの4段階で緩和するが、5月25日にも政府が残る5都道県で緊急事態宣言の解除を検討していることを受け、小池知事は「解除となった場合は速やかにステップ1に進む。具体的には26日午前0時になると思う」と表明。ステップ1では展示施設や屋内運動施設が緩和対象となり、プロ野球等のプロスポーツの無観客試合も可能となる（詳細は、東京都ホームページ）。 小池知事は、ロードマップの5本の柱として（1）外出自粛等の徹底を通じて感染を最大限抑え込む、（2）モニタリング等を通じた都民生活や経済社会活動との両立、（3）感染拡大の兆候を把握した場合には東京アラートを発動、目安を上回った場合は外出自粛の再要請、（4）第二波に対応するために、万全の医療・検査体制を整備、（5）「新しい日常」が定着した社会の構築──を掲げた。 医療・検査体制の整備について小池知事は、「第二波を起こしたくない、起こさないのが大前提だ...