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連動研修可能なサブスペ、23領域から15領域に減少へ

レポート 2020年3月13日 (金)  橋本佳子(m3.com編集長)

厚生労働省は、3月13日の医道審議会医師分科会医師専門研修部会(部会長:遠藤久夫・国立社会保障・人口問題研究所所長)で、この3月にまとまった「サブスペシャルティ領域の在り方に関するワーキンググループ」の報告書を説明した。新専門医制度の「基本領域との連動研修を行い得るサブスペシャルティ領域」について、日本専門医機構は内科と外科、放射線科の合計で23領域を想定していたが、15領域に絞ることを提案する内容で、一部異論は出たものの、おおむね了承された。 これを踏まえ、日本専門医機構は、サブスペシャルティ領域専門研修細則の整備などの準備を進める。正式に連動研修が可能な基本領域の専門研修プログラムがスタートするのは2021年4月だが、要件を満たす場合にはさかのぼって連動研修が認められる見通し(資料は、厚労省のホームページを参照)。 (2020年3月13日の医師専門研修部会資料) 内科については当初の15領域から、循環器、呼吸器、血液、脳神経内科、腎臓、リウマチ、消化器内科〔消化器病、消化器内視鏡、肝臓を集約〕、糖尿病〔内分泌と糖尿病を集約〕の8領域に、外科については当初の6領域から、消化器外科、呼...