研修医1年目で迎える2020年東京五輪-愛知医科大学5年生・高橋周治さんに聞く◆Vol.3
インタビュー
2018年8月15日 (水)
聞き手・まとめ:水谷悠(m3.com編集部)
Vol.1はこちら ――どの診療科に進むのか、イメージはあるのでしょうか。 病院実習で各科を回って、今半分くらい終わったんですが、いざいろいろな科を見ると迷い始めてしまっています。外科でオペを見たら、自分もオペをしたいと思いますし、内科の先生の膨大な知識量も、すごいなと思います。それと、やっぱり陸上をやっていることもあって、整形外科はどうなの、というのは言われます。確かにスポーツドクターというのもとても興味があるので、そういう道もいいなと思っています。まずは全部の科を見てから決めようと思っています。 ――卒業後、医師になってからも陸上は続けるおつもりですか。 2018年6月の関西医科学生対校選手権で優勝(高橋さん提供) そこは、働く病院とも相談ということになると思います。2020年の東京五輪は研修医の1年目なんですよ。この大学での研修を希望しているのですが、やはり1年目ってしゃかりきになって働かなければいけない時期ですから。大会に出られたら出たいですが、患者を放ったらかしにして何をしているんだ、ということにもなってしまいます。 高校の先輩で、医師になってからも競技を続けられている方もい...
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