国体リレーで優勝、そのまま徹夜で病理の試験-愛知医科大学5年生・高橋周治さんに聞く◆Vol.2
インタビュー
2018年8月14日 (火)
聞き手・まとめ:水谷悠(m3.com編集部)
Vol.1はこちら ――トップランナーである一方、医学生ですから勉学もしっかりやらなければいけませんね? やっぱり部活を頑張っている分、他の人よりも勉強も頑張らないといけないと思っていまして、陸上と勉強が互いに刺激になっているという面もあります。成績が悪ければ、「大会なんか出ているからだ」ということになってしまいますから、「勉強していないわけじゃないぞ」っていうのを見せないといけません。 2016年10月の岩手国体、リレーで優勝(高橋さん提供) 最初の頃は、「こういう結果、出しました」「陸上の大会で優勝しました」って学生課に持っていっても、「じゃあ勉強は?どうせ勉強してないでしょ?」のような感じだったので、それも悔しくてすごく勉強して、表彰されるぐらいまでになって、「どうですか?」っていう感じですね。 部活は普通、4年生で引退のところ5年生になった今でも続けていますが、CBTが全国平均より悪かったら、部活動は停止という規則が去年できました。部活を言い訳にして国試の模試の成績が悪いとかって言う人が増えてきたそうで、それなら部活をやめろと。どうしてもやりたかったら、良い成績を取りなさいよと...
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