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陸上日本選手権決勝で走った医学生-愛知医科大学5年生・高橋周治さんに聞く◆Vol.1

インタビュー 2018年8月13日 (月)  聞き手・まとめ:水谷悠(m3.com編集部)

陸上の日本選手権、男子100メートルで2016、2017年に連続で決勝に進んだ愛知医科大学医学部5年生の高橋周治さん。医学の道を志しつつ、リオデジャネイロ五輪男子4×100メートルリレー銀メダリストで9秒98の日本記録を持つ桐生祥秀選手(日本生命)らトップアスリートに、日本最高峰の舞台で挑み続ける。医学生として、スプリンターとして目指すものをお聞きした(2018年8月1日にインタビュー。全3回の連載)。 ――陸上はいつ始められたのでしょうか。医学部に進んでも陸上は続ける気持ちだったのでしょうか。 2017年6月の関西医科学生対校選手権(高橋さん提供) 中学1年生で始めて、100メートルを中心にリレーもやっていました。高校2年の時に、受験と、父の病気もあって中途半端にやめてしまって、やりきったという感じではありませんでした。それで、一浪して進学した愛知医大で陸上部に入りました。2年半くらいのブランクがあったのですが、1年生の8月頃には高校の頃の力を取り戻し、10月には自己ベストの10秒69を出せました。 ――日本選手権には3年生で初出場し、いきなり決勝まで進みました。 出場には参加標準記...