回復期リハビリ病棟、評価体系を見直し
レポート
2018年2月16日 (金)
水谷悠(m3.com編集部)
2018年度診療報酬改定では、回復期リハビリテーション病棟入院料の評価体系を見直し、 入院料1は2025点から2085点へ60点引き上げる。ただし、アウトカム評価として2016年度改定で導入されたリハビリテーション実績指数の要件は、「27以上」から「37以上」に引き上げる。「リハビリテーション充実加算」(40点)は廃止する(資料は厚生労働省のホームページ、関連記事は『回復期リハ病棟、アウトカム評価のハードルは妥当か?』などを参照)。 現行の入院料1、2、3の3段階から、それぞれを2つに分けて6段階の評価となる。入院料1と2は「実績指数37以上」を満たすか否か、入院料3と4は「実績指数30以上」を満たすか否かが境目となる。 ◆回復期リハビリテーション病棟入院料 回復期リハビリテーション病棟入院料1:2085点(現行2025点) (生活療養を受ける場合にあっては) 2071点(現行2011点) 回復期リハビリテーション病棟入院料2:2025点(新設) (生活療養を受ける場合にあっては) 2011点(新設) 回復期リハビリテーション病棟入院料3:1861点(現行1811点) (生活療養を受け...
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