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 地域包括ケア病棟入院料1は180点引き上げ

レポート 2018年2月13日 (火)  水谷悠(m3.com編集部)

2018年度診療報酬改定では、地域包括ケア病棟で、自宅などでの急変時に対応できるよう、入院料1で「自宅などから入棟した患者の割合が1割以上であること」との算定要件を追加し、点数は180点引き上げる。また、急性期一般病棟などと同様、基本的な評価部分と在宅医療提供など診療実績に係る評価部分を組み合わせた体系に見直す。 入院前の居場所で患者の状態、手のかかり具合が異なるため、従来の「救急・在宅等支援病床初期加算」(150点)は自宅などからの入院と、自院や他院からの転棟、転院など「急性期後」を分けて評価し、前者は「在宅患者支援病床初期加算」として300点、後者は「急性期患者支援病床初期加算」として150点を加算する(資料は、厚生労働省のホームページ)。 2018年度診療報酬改定!徹底解説 ◆地域包括ケア病棟入院料1:2738点(現行2558点) (生活療養を受ける場合にあっては)2724 点 【算定要件】(診療実績の評価に係る新要件) ニ:当該病棟に入棟した患者のうち、自宅などから入棟した患者の占める割合が1割以上であること。 ホ:当該病棟において自宅等からの緊急入院患者の受け入れが3カ月で3...