「オンライン診療、実施予定・したい」、勤務医36.7%、開業医20.3%
レポート
2018年2月10日 (土)
長倉克枝(m3.com編集部)
2018年度診療報酬改定では、パソコンやスマートフォンなどの情報通信機器を用いたオンライン診療(遠隔診療)の診療報酬が新設された(『オンライン診療科70点、医学管理料100点』を参照)。また厚生労働省ではオンライン診療の適切な実施に向けたガイドラインを作成している(『オンライン診療普及に向け「倫理指針」「ガイドライン」3月公表』を参照)。 そこで、オンライン診療についてm3.com会員に尋ねたところ、「現在実施している」との回答は全体で4%強にとどまり、「実施したいとは思わない」との回答は、勤務医で56.5%、開業医で73.4%だった。また自由記述では、リスクなどを懸念する声が相次いだ。 Q1 パソコンやスマートフォンなどの情報通信機器を用いたオンラインでの診療を実施していますか? 「実施したいとは思わない」が多いものの、今後実施する予定と実施したいと思っていると回答した人は勤務医で36.7%、開業医で20.3%だった。 Q2 オンライン診療のニーズが増えるのはどんなケースだとお考えですか?(いくつでも) オンライン診療のニーズが増えると考えるケースを聞いたところ、外来管理では「生活習...
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