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「女性医療職エンパワメント推進議員連盟」、加藤厚労相に決議文

レポート 2017年12月15日 (金)  橋本佳子(m3.com編集長)

超党派の165人の国会議員で組織する「女性医療職エンパワメント推進議員連盟」(会長:野田聖子・自民衆院議員)は12月15日、加藤勝信厚労相に、「病院に勤務する全ての医療従事者を対象とした勤務環境改善の取り組みについて、診療報酬を含め財政的な支援を行う」など、4項目を要望した決議文を提出した。育児中の医療従事者の離職防止と再就職の促進のため、院内保育・病児保育への財政的支援などを求めている。 決議文を受け取った加藤厚労相は、「大事なことは継続して働いていただくことであり、われわれもしっかりやらせていただく」と述べ、病児・病後児保育については、医療従事者が利用者と提供者のいずれの立場になり得ることから、「両方が分かる皆さんと一緒に考えていきたい」と答えた。 加藤勝信厚労相に決議文を提出する「女性医療職エンパワメント推進議員連盟」ら。 本議連は2017年1月27日に設立総会を開催、日本の業種の中でも女性比率が75%と高い医療従事者について、妊娠・出産・子育て、介護などのライフイベント、ライフステージにあっても、専門職として医療に従事できる環境作りについて、計7回議論を重ねてきた(『「女性医療...