医師1600人の「後輩に薦めたい診療科」
スペシャル企画
2016年3月21日 (月)
成相通子(m3.com編集部)
2月から3月にかけて連載した若手・中堅座談会「2035年の医療を語る」。座談会実施に先駆け、2015年11月にm3.com医師会員を対象に、「将来重要度が増す診療科」と「後輩にお薦めしたい診療科」について意識調査を実施した。結果を紹介する。 日本専門医機構の基本領域となっている19の診療科からQ1「将来重要度が増す診療科」とQ2「後輩にお薦めしたい診療科」、それぞれを選んだ理由を尋ねた。回答者は1668人。 Q1とQ2の1位はいずれも「内科」で、20%以上を占めた。2位は総合診療科で、Q1「将来重要度が増す診療科」としては19.6%の票を集めたが、Q2「後輩に薦めたい診療科」としては14.6%で、5ポイント低かった。 Q1の「将来重要度が増す診療科」の3位は「リハビリテーション科」(10.0%)、4位は「精神科」(9.1%)、5位は「整形外科」(7.9%)。Q2「後輩にお薦めしたい診療科」の3位は「整形外科」(6.8%)、4位は「外科」(6.7%)、5位は「リハビリテーション科」(5.9%)だった。 Q1とQ2の割合を比較すると、内科や外科、麻酔科、皮膚科、病理診断は「後輩に薦めたい診...
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