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「年間販売額1500億円超」のソバルディなど4成分

レポート 2016年1月20日 (水)  橋本佳子(m3.com編集長)

中央社会保険医療協議会総会(会長:田辺国昭・東京大学大学院法学政治学研究科教授)は1月20日、2016年度薬価制度改正で新設する「特例拡大再算定」の対象品目を決定した(資料は、厚生労働省のホームページに掲載)。 4成分(6品目)で、「年間販売額1500億円超」のC型肝炎治療薬のソバルディ錠(一般名ソホスブビル)とその類似薬のハーボニー配合錠(同レジパスビル アセトン付加物・ソホスブビル)、「年間販売額1000億円超」の抗血小板薬のプラビックス錠(同クロピドグレル)と抗がん剤のアバスチン点滴静注用(同ベバシズマブ)だ。プラビックス錠の関連では、その後発医薬品も引き下げ対象になる。 「特例拡大再算定」は、2016年度から新規に導入され、「年間販売額1000億円超、かつ予想販売額1.5倍以上」では最大25%、「年間販売額1500億円超、かつ予想販売額1.3倍以上」では最大50%、それぞれ引き下げる仕組み(『年間1500億円超の薬、最大50%も薬価ダウン』を参照)。2016年度の薬価は、3月上旬に決まる予定で、(1)特例拡大再算定による算定額、(2)市場実勢価格に基づく薬価改定などによる算定額...