1. m3.comトップ
  2. 医療維新
  3. 薬剤師不足の認識、医師より薬剤師で高く

薬剤師不足の認識、医師より薬剤師で高く

レポート 2021年7月27日 (火)  水谷悠(m3.com編集部)

 6月16日に厚生労働省の「薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会」で養成数抑制の検討に言及した報告書がまとまったことについて、日本薬剤師会会長の山本信夫会長は薬剤師余剰への懸念を示した。 これに関連し、薬局と病院の薬剤師数に関する認識についてm3.com医師会員、薬剤師会員に聞いたところ、薬局で薬剤師が「不足」しているとする回答は20.3%だったのに対し、病院では48.2%で、病院薬剤師の不足感が伺えた。 職種別に見ると、薬局、病院にが「不足」していると答えた割合は薬剤師がそれぞれ29.0%、61.7%で、医師よりも高かった。「過剰」と回答した割合は、薬局では開業医42.7%、薬剤師37.9%、勤務医34.8%、病院では薬剤師が8.4%、勤務医が13.6%、開業医が21.3%だった。Q1:薬局の薬剤師数についてどう考えますか。Q2:病院の薬剤師数についてどう考えますか。Q3:その他、薬剤師の需給や養成数などについてご自由にお書きください。(任意)【養成数、薬学部設置について】 養成数は全体としては減らすべきで、病院薬剤師を増やすべきだと思います。【勤務医】 「医師と同じ...