医学部定員、2023年度も削減の方向性は変わらず
レポート
2021年6月5日 (土)
橋本佳子(m3.com編集長)
厚生労働省は6月4日の「医療従事者の需給に関する検討会」の第37回医師需給分科会(座長:片峰茂・長崎市立病院機構理事長)に、2023年度の医学部定員について、将来的には医師需要が減少局面になることを見越し、医師増のペースを検討したり、地域・診療科偏在対策を一層進めることを提案した。構成員からは異論が出ず、医学部定員の削減という方向性は変わらず、2023年度にどこまで切り込むかであり、臨時定員増として認められている全国で計44人分の「歯学部振替枠」の扱いが焦点になる。...
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