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「救急医Taka」はなぜ10万人にフォローされたのか-木下氏×名倉氏◆Vol.1

レポート 2021年5月24日 (月)  まとめ:岩崎雅子(m3.com編集部)

 若手医師や医学生が憧れの人に会いに行く、m3.com医師会員30万人突破記念・特別企画「あの人に会いたい」。今回お届けするのは、大阪大学医学部2年生の名倉慎吾氏と、「みんパピ!みんなで知ろうHPVプロジェクト」副代表の木下喬弘氏との対談だ。「手を洗う救急医Taka」としてSNS上でも活躍する木下氏に、医療情報発信の極意や、みんパピ!立ち上げの裏話をお聞きした(2021年4月26日にオンラインで対談。全4回の連載)。 名倉:木下先生のTwitterは、まだ本名を出さずに運用されている頃からずっと拝見しています。SNSで発信をする上で憧れの人だと思っているので、いろいろ質問できればと思います。私は東京大学の薬学部を卒業後、今年4月に大阪大学医学部に学士編入学したので、先生の阪大の後輩に当たります。 木下:簡単に私の略歴を説明しますね。2010年に阪大を卒業後、大阪急性期・総合医療センターで初期研修を行い、そのまま救急診療科に入りました。大阪にはいわゆるERではなく、外科医が集まって自分たちで手術をする救急医療の歴史があります。その中で、脳神経外科に興味が...