「フリーで働くのは一時的な形態かもしれない」◆Vol.4
レポート
2008年8月11日 (月)
司会・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)
――ではA先生は、どれくらい前に病院側に退職の意向を伝えたのですか。 1989年卒。長年、心臓血管外科医として勤務。2007年春、退職。内科外来や健診の仕事をしながら、開業を視野に入れ、勉強中。 A先生 僕はけっこう時間をかけました。辞める5年くらい前から「いつか辞める日が来るだろう」と思っていました。でも決めたら上司には言わなくてはいけませんよね。僕の上司はとてもいい人だったので、「もし言うとしたら何て言えばいいんだろう、言いにくいだろうなあ」などとぼんやり考えていました。 そして辞める3年ぐらい前のある日、些細なことかも知れませんが、個人的にはすごく腹立たしい出来事があり、突然僕の魔法が解けました。 それで即、辞意を表明したわけではなかったのですが、辞める2年ぐらい前のある日、突然上司から「お前そのうち辞めようと思っているんだって」と聞かれました。周囲には少しずつもらしていましたので耳に入っていたのでしょう。翌年の人事について、そろそろ話が出る時期でもありましたので、将来僕がいなくなるのであれば、今のうちに何とか手術のできる人材を確保しておかなければ、ということで確認したのだと思い...
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