年収は3126万円、医療法人病院長がトップ
レポート
2017年11月8日 (水)
橋本佳子(m3.com編集長)
一般病院の病院長の2016年度の平均年収は、医療法人が最も高く3125万9262円、公的1893万1644円、公立1694万6099円、国立1445万2253円、社会保険関係法人1251万7605円で、開設主体により大きな差があることが、11月8日の中央社会保険医療協議会の総会と調査実施小委員会で公表された「第21回医療経済実態調査」で分かった。開設主体別の平均年収差は2015年度でも同様に見られた。 平均年収の増減を見ると、医療法人(2015年度比0.6%増)、公的(同2.0%増)、公立(同1.0%増)、社会保険関係法人(同2.6%増)では増加した一方、国立(同0.3%減)では減少した(資料は、厚生労働省のホームページ)。平均年収は、「平均給料年(度)額」と「賞与」の合計額。 一般病院の医師(病院長以外)の平均年収も同様に、最も高いのは医療法人で1452万1856円(2015年度比0.2%増)。以下、公立1300万3755円(同0.4%増)、公的1255万7100円(同0.8%減)、国立1192万9465円(同0.6%減)、社会保険関係法人1171万5078円(同2.7%増)だった。...
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