研修医時代、ぼろ雑巾のように働かされた
レポート
2017年3月12日 (日)
m3.com編集部
◆Q:研修医時代の苦い思い出について、エピソードがあればご記入ください。 ◆全ての回答結果はこちら → 「初期研修医時代の思い出は?」 ◆調査結果はこちら →研修医、近年は診療科選択で迷い顕著 ・救命センターで研修中のことです。交通外傷で運ばれた産後数カ月の女性を受け持ちました。抱っこひもで抱えながら運転していた際に事故を起こし、ベビーは亡くなり、本人は重症ながらも命に別状はない状態でした。ベビーを亡くしたショックで意識は清明だったが、ずっと意味不明な歌を歌っていました。 大腿や臀部に血腫を認め、とても1人で動ける状態ではなかった上、病歴も聴取できないので、研修医室で事務作業をするため患者から離れたところ、コードブルーの全館放送があり、場所は病院の駐車場でした。駆けつけると、その患者が這い上がり、ルートも抜去して窓から飛び降りたのでした。心肺蘇生も空しく亡くなりました。患者の夫の焦燥しきった表情が忘れられません。【勤務医・35-50歳未満】 ・仕事初日、学会の準備で夜の12時近くまで、封筒詰めをやらされた。結局2年間で3日間しか休めなかった。今なら、ブラック認定だ。 教授は何もせず、講...
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