マイナ利用増で一時金、開業医の76.4％が「効果ない」

厚生労働省はマイナ保険証について、5～7月を「利用促進集中取組月間」として、利用者数を増やした病院に最大で20万円、診療所に最大で10万円の一時金を支給する。m3.com会員に、一時金について尋ねたところ、開業医の76.4%・勤務医の65.0%が「効果はない」と回答した。マイナ保険証の利用についても、開業医の70.5%・勤務医の60.5%が増えると思わない」と回答。特に開業医で否定的な見方が目立った。「一時金の金額が少なく、インセンティブにならない」などの声が寄せられたほか、開業医の間では「従来の保険証との内容不一致が時にあり、信用できない」「導入後数カ月で機械が不調になり、システム会社に連絡したところ、その日だけで15件の修理依頼が入っていた」といったシステムへの不満が多く聞かれた。...