腎不全患者の透析怠り死亡、遺族が提訴
レポート
2024年2月16日 (金)
小川洋輔(m3.com編集部)
腎不全の患者への透析治療を2日間怠り死亡させたとして、遺族が入院先の病院を運営する医療法人医誠会(大阪市北区)に4964万円の損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に提起した。患者は同法人のクリニックで週3回の透析治療を受けており、2023年1月に新型コロナウイルス感染症となり、入所先から転院搬送された。転院先で透析が行われたのは入院3日目で、前の透析から4日が経っていた。患者は入院5日目に窒息による低酸素脳症で亡くなった。...
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