肥満症薬ウゴービ薬価収載へ、ピーク時予測328億円
レポート
2023年11月15日 (水)
小川洋輔(m3.com編集部)
中医協総会(会長:小塩隆士・一橋大学経済研究所教授)は11月15日、肥満症の治療薬ウゴービ皮下注(一般名:セマグルチド)など13成分35品目の薬価収載を了承した。ウゴービ皮下注は食欲を抑制する効果があり、米国で2021年6月に承認され、日本でも2023年3月に承認されていたが、5月と8月の薬価収載は見送られていた。収載は11月22日。保険診療にあたっては、最適使用推進ガイドラインに基づき発出される留意事項通知に基づく使用が求められる。費用対効果評価の対象になる(資料は厚生労働省のホームページ)。...
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