ドラッグ・ラグなど「薬価上の対応策が急務」、中医協で意見聴取
レポート
2023年7月5日 (水)
千葉雄登(m3.com編集部)
厚生労働省は7月5日、中医協薬価専門部会(部会長:安川文朗・京都女子大学データサイエンス学部教授)を開催し、薬価制度や2024年度薬価改定に関する日本製薬団体連合会(日薬連)をはじめとする関係業界団体からの意見聴取を行った。関係業界団体からは「足元で顕在化しているドラッグ・ラグ、ドラッグ・ロスや医薬品供給問題に対して、薬価上の対応策を打つことが急務だ」といった声や、市場拡大再算定の類似品への適用(通称「共連れルール」)の廃止を求める声、日本での新薬上市の中止・延期・遅延を回避するためにも特許期間中の医薬品の薬価引き下げを見直すなど高い予見性のある薬価制度の整備を求める声が上がった(資料は、厚労省のホームページ)。...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。