症例3倍、救急車が列をなす“野戦病院”からのジョブチェンジ
オピニオン
2022年6月12日 (日)
古瀬祐気
音楽活動をしたり、フィリピンで研究を行うなどしていたので(連載第2回を参照)、私は9年かけて医学部を卒業しました。当時の東北大学医学部では、6年生は秋頃の卒業試験までの間、医学に関することで教授の許可があれば大体何をしてもよいことになっていました。多くの同級生は、そのまま大学病院で実習をしたり、各地を回りながら病院見学行脚をしていたように記憶しています。私は、東北大学の押谷仁教授の研究室で研究生をして、大学病院の小児科で実習をして、その後はアメリカへ行きNIH(国立衛生研究所)でワクチン開発の基礎研究を見学したりしながら最終学年の半年間を過ごしました。...
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