感染者数はピークアウトも「重症病床使用率の増加傾向続く可能性」

厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード（座長：脇田隆字・国立感染症研究所所長）は2月16日、全国の感染状況について新規感染者数の今週前週比が0.9に、直近1週間の10万人当たりの感染者数は約464人となり、「減少の動きが見られる」と評価した。年代別の新規感染者数はほぼ全ての年代で減少傾向となっているが、80代以上のみ微増傾向にある。脇田座長は報告の遅れなど一部実態とデータが乖離している可能性があるとしつつ、「地域によってばらつきがあるが、全国の感染者数はピークを越えた」との考えを示した。...