「数百人のがん治療経験、何の役にも立たず」実感した患者の弱さ【番外編】
オピニオン
2022年1月8日 (土)
聞き手・まとめ:小川洋輔(m3.com編集部)
大学医局員から開業医、そして作家へと歩んできた道のりを振り返る松永氏の連載も、佳境に入ってきた。ストーリーは、障害を持つ子と親の暮らしを描く「呼吸器の子」(現代書館)の執筆へ差し掛かるが、実はその頃、松永氏は膀胱癌を患い、4年間で3回の手術を受けていた。この度出版した「ぼくとがんの7年」(医学書院)で、2人の娘や親しい友人にも明かしてこなかった闘病をつぶさにつづっている。今回と次回の2回は番外編として、松永氏に闘病記を書いた理由やm3.comの連載の今後について語ってもらった。...
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