医師の高度技能、「基本19領域」など条件
レポート
2021年10月15日 (金)
水谷悠(m3.com編集部)
厚生労働省の「医師の働き方改革の推進に関する検討会」(座長:遠藤久夫・学習院大学経済学部長)は10月14日の会議で、罰則付き時間外労働上限の特例であるC-2水準(集中的技能向上水準)の対象となる分野について「日本専門医機構の定める基本領域(19領域)において、高度な技能を有する医師を育成することが公益上特に必要と認められる医療の分野」などの条件を了承した。9月15日の前回会議で厚労省案に対しては構成員の見解が割れたが、同省が立案の狙いを改めて説明し、原案通り認められた。医師ついても罰則付き時間外労働上限が適用となる2024年度に向けた働き方改革の制度の詳細が固まった(資料は同省のホームページ)。...
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