コロナ病床の不足、政府の不作為 - 塩崎恭久・衆院議員に聞く◆Vol.2
インタビュー
2021年9月24日 (金)
聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)
――新型コロナウイルス感染症対応では、医療の逼迫、特に病床の不足が再三にわたり、問題視されています。
それは国からの要請がお願いベースにとどまり、緊急時に対応できる体制になっていないからだ。今年2月の感染症法改正で、厚労大臣または都道府県知事は、医療機関に病床確保を要請し、要請に応じない時は病院名を公表できる仕組みを入れたが、公表などしても、地域医療の基盤となっている関係者間の信頼関係を崩すだけで、百害あって一利なしだ。緊急事態に対応するために、指示ができる法律に変えなければいけない。...
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