レムデシビルの薬価決定、8月12日に保険収載へ
レポート
2021年8月4日 (水)
大西裕康(m3.com編集部)
中医協総会(会長:小塩隆士・一橋大学経済研究所教授)は8月4日、ギリアド・サイエンシズの新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染症(COVID-19)治療薬「ベクルリー点滴静注用」(一般名:レムデシビル)や1日薬価が6万3000円超となる脊髄性筋萎縮症(SMA)治療薬「エブリスディドライシロップ60mg」(同:リスジプラム)などの医薬品と、悪性神経膠腫の治療に用いる再生医療等製品「デリタクト注」(同:テセルパツレブ)を含む計16成分24品目の薬価収載を承認した。収載日は8月12日の予定(資料は、厚生労働省ホームページ)。 ベクルリーの薬価は10mg1瓶当たり6万3342円。...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。