患者からのセクハラ、女性医師の6割が「ある」、男性医師も被害
レポート
2021年1月24日 (日)
佐藤真希(m3.com編集部)
女性の研修医の9割近くが、過去1年間に患者からセクシュアルハラスメントを受けたことがあるとする調査結果を、米研究チームがまとめたことを受け、患者からのセクハラについてm3.com会員に尋ねたところ、女性は医師59.4%、看護師90.7%が「ある」と回答した。また、男性も医師・医師以外ともに一定数が被害を受けたことを回答し、患者からのセクハラの実態が浮き彫りとなった。 Qご自身が患者さんからセクシュアルハラスメントを受けた経験はありますか? 女性は医師の59.4%、その他の53.8%が「ある」と回答、女性看護師は90.7%にのぼった。また男性も医師・医師以外の約15%がセクハラを受けた経験があると回答し、男性看護師は40.0%にものぼった。 Q 医療従事者が患者さんからセクシュアルハラスメントを受けているのを見たり聞いたりしたことはありますか? 「ある」の回答が全ての職種で男性・女性ともに半数以上を占め、看護師では8割を超えた。医療現場での患者によるセクハラが浮き彫りとなった。 Q医療従事者へのセクシュアルハラスメントについて、お考えをお寄せください。 絶対許すべきではない。医療安全管理...
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