コロナ対応を理由とした看護師の退職、 勤務医の2割が「ある」◆Vol.1
レポート
2020年12月19日 (土)
佐藤真希(m3.com編集部)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大で、各地で看護師不足が懸念される中、自身の勤務先・経営している医療機関でのコロナ対応を理由とした看護師の離職についてm3.com会員に尋ねたところ、開業医の約11%、勤務医の約20%が「ある」と回答した。また、看護師からは厳しい現状等について、多数の意見が寄せられた。 Qご自身の勤務・経営している医療機関で、新型コロナウイルス感染症対応を理由とした看護師の離職はありましたか。 開業医の10.7%、勤務医の19.8%が「ある」と回答。また看護師も22.2%が同じく「ある」と回答した。看護師からは、厳しい現状など切実な声が寄せられた(後述)。 Q現在、医療従事者に対する政府からの慰労金や自治体による独自の給付等がありますが、新型コロナウイルス感染症に対応する医療従事者への金銭的な支援は十分だと思いますか。 医師・看護師ともに「不十分だ」の回答が約7割〜8割で、圧倒的多数を占めた。また金銭的な支援方法について、医師からも多数の意見が寄せられた(後述)。 Q新型コロナに関係する看護師不足について、ご意見をお寄せください。 ◆看護師から、厳しい現...
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