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2021年度専攻医1次応募、耳鼻咽喉科・小児科・総合診療で減少

レポート 2020年11月24日 (火)  橋本佳子(m3.com編集長)

日本専門医機構理事長の寺本民生氏は11月24日の定例記者会見で、2021年度研修開始の専攻医の1次募集状況を説明、登録は8908人で、そのうち19の基本領域のいずれかのプログラムに応募したのは8715人だったことを明らかにした。寺本理事長によると、耳鼻咽喉科や小児科、総合診療などで昨年の1次募集と比べて応募が減少した一方、外科、放射線科、精神神経科などでは増加した。 また基本領域のダブルボードの研修について、▽同機構認定専門医として基本領域専門医を更新した人、▽2020年度中に同機構専門研修プログラム修了予定者――は、今回の募集への応募を認める方針であることも説明した。各医療機関のプログラム定員内だが、応募先の基本領域の都道府県がシーリングの対象となっている場合、地域枠対象者と同様にシーリング対象外での採用が可能。現在、整形外科とリハビリテーション、内科と総合診療のダブルボードを想定しているが、それ以外でもプログラムの調整がつき次第、認める方針。 専攻医1次募集は11月4日から11月16日まで実施した。面接・採用検討期間を経て、2次募集を12月1日から12月14日まで行う。寺本氏は「最...