「地域枠」、2022年度からの従事要件に「適切だ」54.0%
レポート
2020年9月14日 (月)
佐藤真希(m3.com編集部)
厚生労働省の医師需給分科会で、これまで曖昧だった医学部の「地域枠」について定義を明確化し、「卒直後より当該都道府県内で9年間以上」という従事要件について、2022年度から運用することが提案され、了承された。この要件についてm3.com意識調査で尋ねたところ、「適切だ」が半数以上を占め、「適切ではない」を上回る結果となった。また、地域枠そのものについて、「増やすべき」「現状のまま」「減らすべき」とそれぞれ回答が分かれた (『地域枠「卒直後9年間以上、従事」で定義、2022年度から』参照)。 Q今回提案・了承された「卒直後より当該都道府県内で9年間以上」という従事要件について、どう思いますか。 医師全体で見ると「適切だ」の回答が54.0 %を占め、「適切ではない」の23.4%を2倍以上、上回る結果となった。 Q「地域枠」での入学契約時に、どのような場合に「地域枠」の離脱を認めるか、事由を明示すべきだと思いますか。 この問いに対しても「思う」が医師全体の70.7%を占め、「思わない」の12.0%と大差がついた。 Q今後、「地域枠」を増やすべきですか、それとも減らすべきだとお考えですか。 「増...
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