勤務医収入減、40歳代が最多43.0%◆Vol.8
医師調査
2020年8月2日 (日)
小川洋輔(m3.com編集部)
勤務医の収入の増減を年代ごとに分析すると、最も大きなダメージを受けているのは40歳代で、全体平均よりも約10ポイント多い43.0%が前年より収入が減少していた。30~60歳代で減少の割合が大きく、働き盛りの世代により深刻な影響を及ぼしていることが浮き彫りとなった。 Q(勤務医)2020年5月の常勤先・非常勤先を含めた収入総額は前年同月と比べてどのように変化しましたか。(n=827) 収入減の割合は全ての年代で2割を超え、特に40歳代、30歳代で高かった。給与水準が低いと見られる20歳代でも前年比増加は5.7%にとどまり、70.5%が同水準、23.9%が減少だった。 Q(勤務医)2020年4月の常勤先・非常勤先を含めた収入総額は前年同月と比べてどのように変化しましたか。(n=827) Q 2020年3月の常勤先・非常勤先を含めた収入総額は前年同月と比べてどのように変化しましたか。 3、4月も年代ごとの傾向はほとんど変わらなかった。 【調査概要】 調査期間:2020年6月19日~6月26日 対象:m3.com医師会員 回答者数:計1266人 開業医439人=無床診療所406人、有床診療所3...
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