大学42.2%、公立・公的30.4%、勤務医収入減に格差 ◆Vol.7
医師調査
2020年7月31日 (金)
小川洋輔(m3.com編集部)
勤務医の34.9%が、2020年5月の収入が前年から減少したと回答(Vol.1参照)。勤務先別に分析すると、特に大学病院で多くの勤務医の収入が減少していた。公立・公的病院では収入減の割合が比較的小さかった。 Q(勤務医)2020年5月の常勤先・非常勤先を含めた収入総額は前年同月と比べてどのように変化しましたか。(n=827) ◆COVID-19診療の有無と5月収入の増減 収入減と答えた割合が最も大きかったのは大学病院の42.2%で、診療所(37.1%)、民間病院(32.4%)、公立・公的病院(30.4%)と続いた。 回答数は11人にとどまるが、フリーランスの医師で収入が増えたという回答はゼロで、7人(63.7%)が収入減と答えた。3人(27.3%)は収入が半減していた。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の診療の有無による差はあまり見られないが、診療に従事した勤務医の方が収入の減少幅がやや大きかった。 Q(勤務医)2020年4月の常勤先・非常勤先を含めた収入総額は前年同月と比べてどのように変化しましたか。(n=827) Q(勤務医)2020年3月の常勤先・非常勤先を含めた収入...
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