神奈川県、宿泊療養ホテル「横浜ベイタワー」内部公開
レポート
2020年4月20日 (月)
岩崎雅子(m3.com編集部)
神奈川県は4月19日、翌20日から新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の無症状、軽症患者を受け入れるアパホテル&リゾート横浜ベイタワー(横浜市中区)の内部を報道陣に公開した。同ホテルは2300室を有し、県が借り上げた。窓が外に面した部屋から使用し、 当面は約400人程度の患者の受け入れを想定。県は同9日から葉山町の湘南国際村センター100室でも無症状、軽症患者の受け入れを開始している。 公開されたホテル内では、レッド・イエロー・グリーンのゾーニングが行われ、対策本部やスタッフが宿泊するグリーンゾーンの階と、患者が療養するレッドゾーンの階を分離。スタッフが利用するエレベーターと患者が出入りで使用するエレベーターも完全に分け、スタッフが通常利用する階では患者が利用するエレベーターの出入口にブルーシートを張るなど、明確なゾーニングが難しい部分ではブルーシートで覆う対応をしている。 ゾーニングのためブルーシートで出入口が覆われたエレベーター 患者とスタッフの接触をできるだけ減らすため、各部屋にはトイレットペーパーや紙コップ、ティッシュペーパー、インスタントのお茶など、2週間の滞在生活に...
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