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“燃え尽き症候群”、世界各国の共通課題、ICPCMが東京で会議

レポート 2019年11月5日 (火)  橋本佳子(m3.com編集長)

国際的な非営利組織、「人間を中心とした医療国際組織」(ICPCM;The International College of Person-centered Medicine)は11月2日、日本医師会との共催で都内で開催した「第7回人間を中心とした医療国際会議」で、「ワーク・ライフ・バランスに関する東京宣言2019」(案)を公表した。「序文」と計12項目の「勧告」から成り、良好なワーク・ライフ・バランス(WLB)の重要性について、個人だけではなく社会全体のさまざまな利害関係者の責任として認識し、達成すべきだとしている(全文は、文末に掲載)。 ICPCM理事のワーディ・ファン・スターデン氏(南アフリカのプレトリア大学健康科学倫理・哲学センター長、精神学・哲学教授)は、「東京宣言2019」(案)に対する意見を募集し、成案とする方針を説明した。ICPCMは、人間中心の医療に関する出版、研究活動を続けるほか、2020年4月にはスイス・ジュネーブで、self-careとwell-beingをテーマに会議を開催する予定だ。 第7回会議のテーマは「ワーク・ライフ・バランス:その課題と解決手段」。世界医...