424病院名、「妥当」が53.1%で過半数超え
医師調査
2019年11月4日 (月)
m3.com編集部
厚生労働省が9月に公表した424の公立・公的医療機関等の病院名が「妥当」と考える医師が過半数を超え、53.1%に上ることが明らかとなった。調査はm3.comが医師会員を対象に実施、7259人から回答があった。「妥当ではない」との回答は35.6%で17.5ポイントの差が付いた。勤務先が424病院として名前が挙がったか否かで、「妥当」と考える医師は3割以上相違があったものの、2025年に向けて医療提供体制の見直しが必要との回答は84.6%に上り、多くの医師が改革の必要性を認識していることが浮き彫りになった。 ※以下、PCサイトでは画像はクリックで拡大 厚労省が公表したのは、地域医療構想に関する具体的対応方針の再検証を要請する病院名(『424の公立・公的病院等、再編統合も視野に「再検証」』を参照)。ダウンサイジングなどを含む「再編統合」の要否の検討が求められることから、9月26日の公表以降、自治体関係者や名前が挙がった病院などからは、厚労省への批判の声が上がっていた(『424の公立・公的病院名公表、混乱の「正常化」目指す』を参照)。 今回の調査では、46都道府県で対象病院名を提示、その上でこ...
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