京都50.8%増、東京50.0%増、専攻医の地域差は拡大
レポート
2018年1月13日 (土)
橋本佳子(m3.com編集長)
日本専門医機構が12月15日に公表した2018年度新専門医制度の1次登録採用数(2018年度1次登録採用数)をm3.com編集部が分析した結果、47都道府県別の専攻医数は、「2014年医師・歯科医師・薬剤師調査」(2014年三師調査)から把握できる卒後3~5年目の医師数(2014年12月31日現在数)との比較で、京都府50.8%増(274人)、東京都50.0%増(1756人)、岡山県42.1%増(199人)など、4~5割増になった都府県がある一方、静岡県35.4%減(109人)、宮崎県32.3%減(30人)、香川県31.7%減(43人)など、3割減の県も見られることが明らかになった(表1、本分析で、「2014年三師調査」を比較対象とした理由は、『「内科15.2%減、外科10.7%減」、専攻医の領域別割合』を参照)。(※表の後に本文続く) 表1 47都道府県別の2018年度1次登録採用数(専攻医数)、「2014年三師調査」3~5年目医師数の比較 「2014年三師調査」3~5年目医師数:厚生労働省「新たな専門医の仕組みに関する説明会」2017年3月15日開催資料による。 人口10万人当たり...
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