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外科、産科、小児科、精神科が必修復活へ、初期研修

レポート 2017年10月26日 (木)  高橋直純(m3.com編集部)

厚生労働省の「第16回医師臨床研修制度の到達目標・評価の在り方に関するワーキンググループ」(座長:福井次矢・聖路加国際病院長)が10月25日に開催され、臨床研修で、外科、小児科、産婦人科、精神科の4科のほか、外来での研修も必修にすることで大筋合意した(資料は、厚労省のホームページ)。 この日、厚労省が示した「臨床研修の到達目標、方略及び評価」での「Ⅱ 実務研修の方略(案)」は以下の通り。 研修期間 研修期間は原則として2年間とする。協力型臨床研修病院又は臨床研修協力施設と共同して臨床研修を行う場合にあっては、原則として、研修期間全体の36週(9ケ月相当)以上は、基幹型臨床研修病院で研修を行う。さらに地域医療や各診療科との関係等に配慮しつつ、1 年以上を基幹型臨床研修病院で行うことが望ましい。 臨床研修を行う分野・診療科 (1)内科、救急、地域医療、外科、小児科、産婦人科、精神科及び外来を必修分野とする。 (2)原則として、内科24週以上、救急12週以上、地域医療、外科、小児科、産婦人科、精神科及び外来それぞれ4週以上の研修を行う。なお、地域医療、外科、小児科、産婦人科、精神科及び外来に...