医療に対する思いだけでは立ち行かない？開業後の苦労

2017年8月1日 (火)～7日 (月)に実施した意識調査「開業したきっかけは？」において、 開業医に対して開業して良かったかどうかを質問したところ、「開業して良かった」とした回答者の割合は9割弱だった（86.1％）。 また、開業することで生じる責任や負担の中で、最も苦労していることについての質問では、最も回答者の割合が大きかったのは「代替医師の確保が容易でなく、休みにくい」（36.5％）で、「人員確保や従業員同士のトラブル対応」など、労務管理に関する苦労が2番目に大きく、約3分の1だった（33.0％）。 Q7:開業前と開業後のギャップ、想定外の出来事や開業後の苦労についてご自由にお書きください。 ・どんなことでも自分の裁量で決められるので、やりがいはあります。しかし、診療も労務管理も全て責任は自分にあるため、必ず自身に跳ね返ってくることを考えながら行動する必要があります。自分の感情を出してはいけません。人に怒るときには、まず頭の中で自分を怒ってみてから方法を考えるくらいでないといけません。(40代男性) ・一日中喋りっぱなし。勤務医の時とは違い、自身で診断から治療まで全て完結できない...