新専門医制度「出産時期と重なり困難」「非常勤でも道を」◆Vol.6-2
医師調査
2017年4月1日 (土)
高橋直純(m3.com編集部)
[連載第1回はこちら] Q 女性医師のキャリアパスに関連した新専門医制度へのご意見があればお寄せください。 専門医の取得状況は『新専門医制度、女性医師の6割が「困難に」◆Vol.6-1』 【女性】 ・研修指定病院での非常勤を認めるか、クリニックの臨床研修病院を広げる方向にするか、もう少し研修するための環境整備をしてほしい。また、産休、育休に伴う資格更新期間の延長を検討してほしい。 ・現行のシステムの選択肢を残してほしい。皆がロボット手術のオペレーターにはなれないし、最新のケモ治療に関われる医療機関に所属していない。ましてや開業して学会に参加しようとすれば休診し、収入減は免れない。専門的知識を生かして現場で地域医療を細々と続けている医師への、専門医であるという保証の維持を目的としたシステムを構築してもらいたい。 ・教育講演の受講必須など、子供が熱を出したら受講できない。 ・育児中の勤務先が少ないにも関わらず、更新条件が厳しすぎる。 ・博士号、専門医の取得を優先したため結婚が遅れた。子育て中でも単位の取得をやりやすくしてほしい。 ・専門医認定に人数制限のある都道府県在住の非常勤医師は不利に...
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