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女医の25%は非常勤・アルバイト◆Vol.1

医師調査 2012年10月30日 (火)  島田 昇(m3.com編集部)

女性医師が増加する中、女性医師の就業環境をいかに整備するかが注目されている。出産・育児に直面する女性医師は、男性医師と比べて継続就労が難しく、仕事と家庭の両立に悩む人が多い。留学をはじめとするキャリア形成においても課題がある。女性医師が働きやすい環境を作ることは、医師不足の解消の一手段であり、ひいては男性医師の勤務環境の改善にもつながる。 m3.comは、医師会員を対象として、調査を実施した(2012年10月22日)。回答者は、30、40代の男性勤務医241人と、30、40代の女性勤務医253人で計494人。質問内容は、現在の勤務形態と労働時間、出産・育児で障害を感じることや勤務先の支援内容、専門医の取得と更新について、仕事と家庭の時間配分の理想と現実、女性医師の強みと弱みなど。 Q.1 勤務形態を教えてください。 男性医師の93.4%が常勤なのに対して、常勤の女性医師は73.1%にとどまる。非常勤は男性6.2%、女性医師20.6%だった。アルバイトは男性医師の該当者が存在せず0%だったが、女性医師は5.1%と少数ながら存在した。女性医師の非常勤とアルバイトの比率を合わせると25.7%...