城守常任理事「かかりつけ医、医療費削減や登録制の動きには反対」

日本医師会の第158回臨時代議員会で3月30日、城守国斗常任理事は、4月から施行されるかかりつけ医機能報告制度は日医の考え方に沿ったものであり、医療費の削減や、登録制などかかりつけ医の制度化に向けた動きについては反対していく方針を説明した。同制度で求める2号機能報告も、通常の診療時間外の診療体制などの「有無」を報告する形であることから、かかりつけ医機能が数量的な評価につながる懸念はないという。かかりつけ医機能ではオンライン診療の活用が想定されているが、指針ではなく、今通常国会に医療法改正法案が提出されていることも補足。同法案では、医療機関はオンライン診療実施の届出を行い、都道府県はオンライン診療基準の遵守について指導監督する権限などを規定している。...