男児の死亡への「炎症」の関与示唆、腎臓内科医
レポート
2025年3月24日 (月)
橋本佳子(m3.com編集長)
2歳10カ月の男児が頸部リンパ管腫へのピシバニールを用いた硬化療法後に死亡した、「東京女子医大事件」の第25回公判が3月24日、東京地裁(細谷泰暢裁判長)で開かれ、弁護側の証人である腎臓内科を専門とする医師への尋問が行われた。同医師は男児の死因は高カリウム血症による致死的不整脈、心停止であり、その背景として横紋筋融解症だけでなく、全身的な炎症の関与が考えられるとした。...
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