インフルエンザ急拡大で出荷制限相次ぐ、タミフルやゾフルーザも
レポート
2025年1月10日 (金)
岩崎雅子(m3.com編集部)
インフルエンザの急速な感染拡大に伴い、抗インフルエンザウイルス薬の出荷制限が相次いでいる。1月8日に沢井製薬がオセルタミビルの供給一時停止を公表、翌9日に中外製薬がタミフル、塩野義製薬がゾフルーザの限定出荷をそれぞれ発表した。中外製薬は「一部の抗インフルエンザウイルス剤が品薄となっている影響により、需要が想定を大幅に上回っている」、塩野義製薬は「一部の抗インフルエンザウイルス剤の供給制限の影響もあり、さらなる需要の増加も想定される」と説明。1月10日には東和薬品がオセルタミビルを限定出荷とした。イナビル、リレンザ、ラピアクタは1月10日午前時点では通常出荷となっている。...
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