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「輪島で家庭医に」夢のクリニック襲った災禍―小浦友行・ごちゃまるクリニック院長に聞く◆Vol.1

インタビュー 2025年1月1日 (水)  小川洋輔(m3.com編集部)

ごちゃまぜまるごとの支えあいで、あなたらしく日々を過ごすことを応援する――。小浦友行医師は石川県輪島市の朝市通りで生まれ育ち、「輪島で家庭医になりたい」とプライマリ・ケアを志した。40歳代で「ごちゃまるクリニック」を開業し、夢の第一歩を踏み出したのは2022年12月。それからわずか1年あまり、2024年1月1日に輪島を襲ったのが能登半島地震だった。再建を進めていた矢先の9月には豪雨による川の氾濫で浸水被害に遭い、クリニックの設備から内装まで全てを失った。それでも、外来や訪問診療を続け、クリニックの修繕に取り組む小浦院長にこれまでの一年の歩みを聞いた(2024年12月10日に石川県輪島市でインタビュー、全3回掲載)。...